――まずは津田さんがソウルドアウトグループに入社してから、現在に至るまでのざっくりとした歩みを教えてください。
津田:僕は入社時からずっと、中小・ベンチャー企業に貢献したいという想いを持って「経営者になる!」と公言してきました。そのために今するべきことを考えて、一歩一歩キャリアを築き上げてきました。マネージャー、部長、本部長と順調にステップアップしてきましたが、それも自分の夢を言い続けてきたことが大きかったと思います。
入社時は周囲から「なんだか元気のいい社員が入ってきたな」くらいに思われていましたが、日々の業務で成果を上げていく中でだんだんと信頼を積み重ねて、多くの人の協力を得ながら今に至っていると感じます。
――経営者になるという夢は入社7年目で実現させましたが、その大きな要因はどこにあると考えていますか?
津田:やはりメンバーの存在が大きいですね。皆、年齢が近いので普通の管理職とメンバーというよりは、チーム一丸となって一緒にここまで上ってきた仲間のような存在です。正直なことをいうと、最初は入社3年くらいで辞めるつもりだったんです(笑)。けれども、メンバーに恵まれて仕事も楽しかったのと事業のやりがいを感じて、この会社に残ることを決めました。そして、残るのであれば20代で役員になるという、新たな目標を立てたんです。現在29歳ですが、その夢はギリギリで実現することができました。
――入社から3年で辞めるという考えは、周囲にお話ししていましたか?
津田:はい、それは採用面接でも伝えましたし、それでも採用してくれる会社に入社したいと考えていました。ソウルドアウトグループであれば自分の夢も実現できるだろうと考えて、入社を決めました。今はアンドデジタルをどうやって成長させるかということしか考えていません。3年以内に市場で認められる会社にしたいです。
――津田さんの考える「市場で認められる会社」の定義を教えてください。
津田:二つあります。まず一つめが、三カ年計画で建てた数値目標をしっかりと形にしていくこと。SMB(Small and Medium Business)といわれる、中小・ベンチャー企業を対象にDX支援を行っている企業は我々以外にほとんどありません。そのマーケットで圧倒的な成果を出せれば、他社にはない優位性が出てくるでしょう。
もう一つはビジネスモデルをブラッシュアップして、クライアントに認めて頂くことです。「SMBがデジタル・データを活用するのであれば、アンドデジタルに依頼するのがベストだ」。自分の顧客がそういった想いで、新たなお客さまを紹介していただけるような存在になることを目指しています。