━ソウルドアウトに入社したきっかけを教えてください。
デジタルの力で中小・ベンチャー企業を支援するというミッションに共感したのと、若いうちからチャレンジできる「ベンチャー企業」という環境が自分に合っていると感じたからです。女性としてキャリアを続けていくことを見据えると、子どもを産むまでに会社の中で価値のある人材になっておきたい。そのためには、早いうちから裁量を持って挑戦できる環境が良いと思ったんです。
私は大学まで地元の三重県で過ごしましたが、就職は東京でしようと考えていました。東京のベンチャー企業を中心に見ている中で、ソウルドアウトと出会いました。特にデジタルマーケティング業界に強いこだわりはありませんでしたが、インターネット市場の成長率の高さから、今後大きく伸びる業界だろうと感じました。成熟した業界より、変動する要素が大きい方が自分を成長させられると思ったんです。また、資源が潤沢な大企業より、やる気はあっても、予算や人手が足りなくて困っている中小・ベンチャー企業を支援する方にやりがいを感じたので、入社を決めました。
━どんな背景で今の業務に携わるようになったのですか。
入社後は、営業部に配属され、既存のお客様の売上向上を支援していました。はじめはリスティング広告とはどういった広告なのかさえ知らない状態で、本を読んで知識を身につけるところからのスタートでしたね。それでも、当初から現場の先頭に立つ経験をさせてもらえたことで、常に責任感を持って取り組めました。
お客様が目標を達成できるよう伴走してご支援していくことは、本当にやりがいがありました。お客様と協力して色々なアイデアを試行錯誤していく中で、なんとか目標を達成し、「来期もよろしくね」と言われたときはとても嬉しかったです。
4年間、既存のお客様に寄り添い、お客様の売り上げを伸ばす力を身につけた後、新規取引先開拓を行うプランニング部に移りました。既存のお客様の売上を伸ばす力と新規のお客様を開拓する力の両方を東京で身につけて、地方で腕試しをしたいと考えていたので、このタイミングで新規営業の経験を積めるのは理想的なキャリアパスでしたね。
ただ、新規営業の仕事は、パートナーであるお客様と一緒に進めてきた既存営業と異なり、初めてお会いするお客様にパートナーとして認めていただけるようご提案をしなければいけません。これは私にとって大きなギャップで、最初はお客様との距離が遠く感じて、なんだか少し寂しかったですね。また、チームで動いていたこれまでと違い、プランニングからプレゼンまでを全て一人で行うケースが非常に多いです。孤独な戦いでしたし、業務範囲が広い分、責任も重大なので、「絶対このプランなら受注できる」と思えるまで妥協せずに考え抜くことを徹底していました。
ただ、責任は重いですが、今まで知らなかったサービスや商品に出会ったり、それを生み出したお客様の思いに触れたりすることができ、提案自体はとても面白かったです。お客様のサービスや商品が本当に世の中のためになると思って提案をしているので、とてもやりがいがありました。時には提案に対してお客様がお礼を言ってくださることもあり、お客様に喜んでいただけることが嬉しかったですね。
その結果、1年間プランニングをする中で成果を出し、ソウルドアウトの2019年上期MVP※に選んでいただくことができました。さらに、新規開拓の力を身につけ、念願だった地方で勤務できることになったんです。
※期中に価値の高い成果を最も上げた人に贈られる賞