ヤフー株式会社
常務執行役員 メディアカンパニー長
田辺 浩一郎(Koichiro Tanabe)
2000年ヤフー株式会社に入社。Yahoo! JAPANの広告事業の立ち上げに携わる。その後新規事業開発として中小企業向け事業などを中心に数々のサービス立ち上げに取り組む。2013年4月広告会社向け営業部門の責任者、2016年4月よりマーケティングソリューションズ統括本部長として事業全体を統括。
―2018年の振り返り
おかげ様で2018年上期(4-9月)は広告事業において、好調な売上実績を残すことができました。
特にスポンサードサーチ(検索連動型広告)は広告の表示デザイン変更施策を中心に、前年同四半期で+13.2%と大幅な成長を実現いたしました。メディアパワーとしてもヤフーアプリユーザーのログインID数・利用時間共に前年比で2桁成長を遂げており、アプリでもヤフーをご利用いただく場面が増えてきたと感じています。ヤフーのアプリユーザーが一定の利用者数に達したことで、動画広告商品のリリースも完了しました。広告事業の次の柱とすべく2018年下期も推進してまいります。
また、2018年上期は業界課題として浮き彫りになったアドフラウド対策を本格的に始動させた期となりました。10月までに利用者の皆様、広告主の皆様に安心してヤフーをご利用いただけるよう社内体制やガイドラインの刷新を完了しております。今後も健全なメディアプラットフォームの構築を目指すと同時に、インターネット広告の信頼性と効果の透明性向上に努めてまいります。
―2019年の展望
今まで準備を進めてきた「データマーケティング」を広告主の皆様へお届けする元年にしたいと考えてます。ヤフーのデータを元にした広告配信はもちろんですが、広告主様独自のデータと結びつけた広告配信を実施することで今まで以上の広告効果を実感できるのではないかと考えております。今後も皆様の期待を超えるようなサービス提供を目指しますので、ご期待いただければと思います。
2019年もYahoo! JAPANをよろしくお願いいたします。