チャンスを掴み、「四国に営業所を作りたい」というビジョンを実現。松山営業所立ち上げ人・森本さんの軌跡

仲間・文化
2024.08.19
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2023年10月~松山営業所の責任者として奮闘中の マーケティングカンパニー エリアビジネス本部 中国四国エリアグループ 森本麗水さん。入社時から地方拠点で働くことを強く志願し、念願が叶い福岡に配属。その後、松山営業所を立ち上げる話が出たタイミングで立候補するなど地方拠点でのキャリアを積み上げている森本さんにこれまでの変遷について話をお聞きしました。

森本 麗水(もりもと れいみ)
ソウルドアウトグループ マーケティングカンパニー エリアビジネス本部 中国四国エリアグループ
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森本 麗水(もりもと れいみ)
1996年生まれ。2019年ソウルドアウト株式会社に入社。同年7月より福岡営業所に配属され、営業・広告運用コンサルタント・クリエイティブ制作と多様な業務に従事。2020年上期新人賞受賞。その後、松山営業所の立ち上げに参画し、2023年10月より松山営業所責任者に就任。

「地方拠点で私だからできることをしたい」という強い気持ちを持って挑んだ配属志望

地方拠点で働くことは、入社時からの希望でした。愛媛県で生まれ育ったことに加え、学生時代には6次産業について学んでいたことが理由です。学生時代にお世話になった会社に対し、力不足で何もできなかったという経験から、力を付けて貢献できる仕事がしたいと思うようになったんです。

東京配属が嫌だったわけではありませんでしたが、人がたくさんいる東京よりも、地方拠点で私だからできることをしたいと思っていました。ソウルドアウトに惹かれたのは、デジタルの力を付けることで地域に恩返しができるのではないかと思ったためです。

研修のために3ヶ月間上京したときも、あえて部屋は借りず、キャリーバッグ1個を持って知り合いの家に泊めてもらっていたのも、地方拠点配属への熱い気持ちの表れでしたね。人事の方からも「地方拠点配属希望なら、その気持ちを周りにも言い続けたほうがいい」とアドバイスを受けたため、「行きたい」と口に出し続けていました。

結果、念願叶って福岡への配属が決定。とても嬉しかったことを今でも覚えています。

「わかった風」で終わらせず、完全にわかるまで教えてもらった新人時代

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私が配属された当時の福岡営業所は新卒配属が5年ぶりで、若手や歴の浅い人が少ない営業所でした。まずは記事制作と営業の仕事から始め、その後、東京に異動になった先輩の案件を引き継ぎ、広告運用も行うことに。制作と運用の比重は時々で変わりつつ、3本柱で経験を積んできました。当時は記事広告によるマーケティングが主流で、ペルソナ設計・ストーリー設計・ライティングと一連のノウハウを教えていただけたことは今でも自分の武器になっていると感じます。

広告運用に関しては聞ける人が大勢いる恵まれた環境を活かし、わからないところをそのままにしないように意識してきました。私は不器用で、1回で全て理解できないタイプなのを自覚しているので、新卒という期間を利用し、「人の10倍ぐらい丁寧に教えていただかないとわからないです」というスタンスを先輩たちに示していました(笑)。懇切丁寧に教えていただく代わりに、1回で不明点を聞き切って二度手間をおかけしないようにしていました。

本当はわかっていないのに、わかったふりをしないことが大事だと考えています。理解できてくると感覚的な部分も多くなってくるので、説明が抽象的になっていることも少なくないんです。でも、わからない側にはその説明では不十分なんですよね。そこで何となく「わかりました」といってしまうのではなく、きちんと理解できるまで具体的に教えてもらうことが大切だと思っています。

「愛媛に営業所を作る」会社方針を知り、立候補。松山営業所立ち上げに挑戦

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松山営業所の立ち上げに携われたのは、タイミングが大きかったです。入社後の研修で書いた未来のビジョンに「四国に営業所を作る」と書いていたのですが、そこまで強い想いを抱き続けてきたというわけではないんです。

きっかけは、部署異動のアンケートでした。福岡営業所でのやりがいや成長実感は感じられていたのですが、だんだんと違うところに行ける機会があったら行ってみたいなとも思うようになっていたんです。異動するなら地方拠点が良いなという想いは変わらず、社内掲示されている新営業所の候補として地元の愛媛県があるのを見つけました。「愛媛県に営業所ができるなら行きたい!」と意思を表明したら、そのままトントン拍子に任せていただけることになりました。

ワクワク感もある一方で、不安ももちろんありましたね。つながりが何もないところからの立ち上げだったので、営業所開設のタイミングでセミナーを開くことにしました。これまでやったことのないビルへの飛び込み営業やテレアポに挑戦して集客を行いました。中国四国エリアグループのリーダーや他メンバーにもたくさん助けていただき、結果約50名の愛媛企業の方に参加いただけました。

一人営業所ではありますが、一人孤独に働いているわけではありません。居住地が離れている中国四国エリアグループのメンバーには、「今何をしているのか」「進捗はどれぐらいなのか」を積極的に伝え、自分の状況を知ってもらえるようにしています。

「この業界なら森本」と言われる強みを作りたい

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松山営業所はまだ立ち上げられたとは言えず、道半ばの状態です。不安も正直まだあります。そうしたなかでも、「この先もずっと一緒に御社とやっていきたいから、上の人にお願いしました(頭を下げました)」とお客様に言っていただけると、ソウルドアウトの一人としても個人としても嬉しいし、励みになります。

これからは、松山営業所だけではなく、中国四国エリアとしてもっと支援できるお客様を増やしていきたいですね。これは中国四国エリアグループでも話している目標で、「この業界なら森本だろう」と言われるような代表銘柄を作っていきたいと思っています。突出してできることがあるわけではない代わりに、全然できないこともないのが私の特徴なので、今後は「これが強いです」と胸を張って言える領域を作りたいです。

あとは、デジタルマーケティングに留まらずにいろいろなことに挑戦したいというのも中国四国エリアグループみんなの想いです。私が1番やりたいのはイベント企画。ソウルドアウト主催イベントを実現させたいです。

よく、リーダーに「運だけは持っているな。その運も才能の1つだぞ」と言われるんですよ。最近、その運を自覚しようと思うようになりました。運を引き寄せるのも日々の行動次第で、「こうしたい」と言っていることで周りも動いてくれて、物事が上手くいくこともあるんですよね。口にしていれば、タイミングが巡ってきたときにチャンスを掴めることだってある。地方拠点配属も松山営業所の立ち上げも、運とタイミングで掴んだチャンスの1つです。「やりたい」と思ったことは、やったほうがいいです。自分の人生、これからも悔いなくやれたらいいなと思っています。
 

パンくず

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