HubSpot Spotlight
HubSpotを取り巻く外部環境やアプローチ、プロダクトのアップデートが発表される、INBOUND 2024で最も注目されているセッションです。 CEO ヤミニ・ランガン氏、CTO ダーメッシュ・シャア氏、EVP アンディ・ピトレ氏という豪華メンバーが、AI、マーケティング、セールス、サービスの最新トレンドを解説し、HubSpot プラットフォーム全体のイノベーションを発表しました。
<テーマ>
・AIの加速化に伴い、成功するためのヒントや方法
・HubSpotはAIをどのように提供していくのか
・最新のHubSpot AI事情
<内容>
・AIと企業の成長
去年と今年の生成AIの捉え方については、ポジティブな声が多かった去年に比べて、ネガティブな声も上がっているのが今年の現状。AIと人間のそれぞれの得意なことを考慮した上で使いこなしていくことが求められる。AIは、コンテンツ制作、文脈の提案、シンプルなものなど得意とし、人間は、まとめる(精選する)、つながりを作る、繊細さが必要なものに対応する(言い回しなど)ことを得意とする。AIが作り上げてくれた基礎に対して人間が精査し完全なものにしていくという流れが重要となる。HubSpotのAIを活用し、新しい方法で顧客の成長を促進していくことが今後の企業の成長にとって重要である。
・今後のHubSpotの動向
HubSpotのAI活用において、今後HubSpotが変わる予定の3点。
①構造化データ→非構造化データも加える
②テキスト→音声と動画も加える
③アプリケーション→AIエージェントも加える
AIの加速化により、顧客の行動やHubSpotの機能が変わっていく中で、今後も変わらないことは、顧客は常に「簡単さ、使いやすさ(Easy)」、投資したものへの「即効性(Fast)」、常に「一元化されたデータ(Unified)」を求めていることである。
・Breezeの登場
去年リリースされたHubSpot AIをさらに進化させたAI機能群Breezeが発表。顧客を管理するために平均15個のアプリを利用し、80%が価値を創出できておらず、10社中7社がデータが分散し統合できていない状態となっている。このような状況を、AIを使いこなすことで改善することができるように考えられたサービスとなっている。
「Make AI easy(AIをもっと手軽に)」がテーマ。